認知症サポーター養成講座を受講

 9月8日(日)、「ぱれっと旭(旭区社会福祉協議会)」で、認知症キャラバン・メイト「旭区ひまわりの会」の小澤廣國代表以下4名の講師から「高齢化の現状」「認知症の理解」「認知症の方との接し方」及び「認知症の予防」について、テキストとスライドにて詳細に説明して頂きました。
「キャラバン・メイト」とは、高齢化で増え続ける認知症への対策として厚生労働省が平成17年に提唱した事業で、90分の講座を受講した一般市民を「サポーター」として養成する講師役を云います。旭区では、平成19年に旭区役所の支援を得て「旭区ひまわりの会」が発足し、現在24名の会員がボランティアで活動しています。
「認知症サポーター」は、認知症になっても安心して暮らせる地域を目指して、日常生活の中で認知症の方と出会ったとき、その人の尊厳を損なうことなく適切な対応をする支援者のことで、サポーポータ?には、認知症の人と介護する家族を温かく見守り、支援することが期待されています。
今回の養成講座では、21名の会員が90分の講習を受講して認知症サポーターに認定されました。 また受講後、認知症者やその家族を支援する「目印」となるブレスレット(オレンジリング)が授与されました。平成24年度の厚労省の調査では、認知症の方が462万人、今後可能性がある予備軍が400万人と報じられています。今回の受講を機会に認知症に対する理解を一層深めたいと思っています。
 なお、認知症サポーター養成講座の終了後、鶴ヶ峰「地域包括支援センター」の主任介護支援専門員の片平史子氏から、地域包括支援センターの事業内容と活用の仕方について40分にわたりご説明を戴きました。 
中央ブロック 宮田 良一

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